
こんにちは、ろじパパです!
お子さんの成績を上げたいけど何をしたらいいかわからない方、色々試したけどどれもイマイチだった方のために、成績を上げるために何をしたらいいのかご紹介します!
僕は塾講師を6年やりましたが、ポテンシャルを最大限発揮できていない子がとても多いと感じています。どんなお子さんでも正しい教育をしてあげれば絶対に成績は上がるはずです。
この記事は、勉強が嫌い、モチベーションが低いという勉強初心者を対象としています。タイトルに小学生・中学生と書いていますが、高校生もOKです。
成績が上がらない根本的な理由
突然ですが、なぜお子さんの成績が上がらないと思いますか?
勉強をしないから?効率的な方法で勉強をしていないから?そもそも勉強が苦手だから?
どれも要因の一つかもしれません。しかし僕は成績が上がらない根本的な原因は、勉強を頑張った結果いい点数をとることができたという成功経験がないため、何をどうどの程度勉強すれば良いのかわかっていないことだと考えています。
成績がいい子は、どのような勉強をどの程度すればいい点数が取れるかということをなんとなくわかっていることが多いです。これは、過去に勉強をした結果いい点数をとっことがあるという経験をしたことがあるからです。なので、頑張ればその分成果につながることを経験的に理解しており、勉強へのモチベーションがある程度高いです。
しかし、勉強により成績が上がったという経験をしたことがない子からすると、「勉強をしなさい」「いい点数を取りなさい」と言われても、何をどう、どのくらいやればいいのかわからないし、「他の子より自分はできないからやっても無駄」という勘違いをしていることが多いです。

私がこのような生徒さんを教えていたとき、その子の気持ちを少しでも理解するために次のようなイメージをしていました。お子さんが広ーい海にポツンと浮かんでいることを想像してください。遠くに島が1つ見えますが、どのくらい離れているのかわかりませんし、そこまでの潮の流れも全くわかりません。自分の泳ぐスピードは遅く、島にたどり着けるなんて想像もできません。しかし、その子には「次の島に行きなさい」という指令が与えられているのです。
ここで、『泳ぐこと』は勉強すること、『島にたどり着くこと』はいい成績をとることに対応しています。こんな状況で携帯電話がなり、先生に「とにかく泳ぎなさい(=勉強しなさい)」と言われても困ってしまいます。一方で、一度でも島にたどり着いたことのある子は次の島に行くハードルも下がります。少しずつでも泳げば、意外とすぐ島にたどり着けることを知っているからです。この状態に持っていくことが、成績の上がらない子の当面の目標になります。
成績を上げる方法

このような勉強初心者の成績を上げるには、付き添うことで勉強を促し、いい点数を取れた・成績が上がったという経験を沢山させることが必要です。先ほどの例えで言うと、一緒に島まで泳ぐことを繰り返すことになります。一人では途方にくれ泳げなくても、親御さんや先生が付きっきりでアドバイスしながら進めば、島にたどり着く確率はぐんとあがります。
最適な勉強方法はお子さんの性格次第で変わってきます。代表的な選択肢を以下にまとめました。1対1で教われること前提ですので、集団指導塾は除いています。また、代表的な説明ですので、例外はあると思います。
手段 | 一緒に勉強する人 | メリット | デメリット |
参考書を買う | 親御さん | ローコスト 好きな参考書を選べる 特定の日時を拘束されない | どの参考書を選べばいいのかわからない |
通信教育 | 親御さん | 特定の日時を拘束されない オーソドクスな内容ではあるが、教材の質は高い | カリキュラムが基本的に固定されている |
家庭教師 | 先生/宿題は親御さん | カリキュラムの自由度が高い | 先生との相性が悪いかもしれない 授業時間が固定 |
個別指導塾 | 先生/宿題は親御さん | 色々な先生に教えてもらうことができる (合う先生を探せる) オーソドクスな内容ではあるが、教材の質は高い | 先生1人に対して生徒が3,4人の場合あり カリキュラムが基本的に固定されている 授業時間が固定 |
まず、親御さんと一緒に勉強できるのか、先生にお願いするのかで分かれ道があります。親御さんと一緒の方が安心して集中できるという子もいれば、親御さんと一緒だと緊張感がなくなってしまうという子もいると思います。お子さんのモチベーションが上がりやすい方を選びたいです。
親御さんと一緒に勉強したいのであれば、参考書を買うか通信教育になると思います。教材を自分で選びたいのであれば参考書を買うのがいいですし、お子さんのレベルに最適かはわからないがオーソドックスで質のある程度保証された教材が良いのであれば通信教育がいいと思います。
先生にお願いしたいのであれば、家庭教師か個別指導塾になると思います。カリキュラムを先生と相談しながら自分で決めたいのであれば家庭教師がいいでしょうし、オーソドックスなカリキュラムがいいのであれば個別指導塾がいいと思います。しかし、個別指導塾は必ずしも先生1人に生徒1人というわけではないですし、授業時間内にこの単元を終わらせなければいけないという制約がある場合がありますのでついていけなくなる恐れがあります。また、優しく教わる方がいい子もいれば、叱咤激励されながら進めたほうがやる気が出るという子もいると思うので、相性のいい先生を探すのはとても重要です。
以上のような方法で勉強を続け、お子さんが少しずつでも勉強すれば点数は上がるし成績もあがるとわかってくれれば大成功です。こうなれば、お子さんの勉強に対するモチベーションも上がっていることでしょう。
おわりに 〜勉強初心者は最も成績を上げやすい〜
今回は、勉強が嫌い、モチベーションが低いという勉強初心者の成績の上げ方を紹介しました。勉強初心者は自身のポテンシャルをほどんど発揮できていない状態ですので、裏を返せば急に成績が上がる可能性を秘めています。勉強すれば成績が上がると言う成功体験を重ね、勉強へのモチベーションがあがり自分で手を動かすことが出来るようになれば高校受験なども戦っていけます。
僕が考える勉強初心者〜超上級者を以下にまとめました。勉強超上級者は、情報収集や問題提起、解決を自分で行えますので、社会に出ても十分活躍できると思います。勉強は成績や学歴につながるだけではなく、社会で生きていくために必要な力を養うことにもなりますので、頑張りましょう!
勉強初心者 | 勉強すれば成績が上がるという実感がない |
勉強中級者 | 手取り足取り誰かに勉強を見てもらい、点数・成績を上げた経験がある |
勉強上級者 | 誰かに言われた内容の勉強を行い、点数・成績を上げた経験がある |
勉強超上級者 | 自分で考えた勉強方で、点数・成績を上げた経験がある |
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